インプラントと入れ歯の費用

インプラントと入れ歯のどちらを選択するか、その重要な判断材料となるのが費用です。

1本数十万円かかるといわれるインプラント。数本の治療を行おうとするとたちまちひと財産を食いつぶしてしまうことになります。それだけにためらう人も多いもの。それに対して入れ歯は保険適用が原則であるため、安価で治療を受けることができます。単純な費用の面においては入れ歯の方がはるかに優れているといえます。

ただし、歯の状態や治療に求める質を考えると必ずしもそうとはいえない面もあります。たとえば素材の問題。入れ歯の場合、保険適用で治療を受ける場合には使用される素材の範囲が限られてきます。原則としてレジンのものが使用されますが、この場合噛む力が弱いことや、違和感を感じやすいといった問題があります。それを克服するために金属床などの素材が使用されますが、その場合は保険が適用されず、全額自己負担となります。

それから治療する本数が多い場合。最近インプラントでは片方の顎全体の歯を4~6本のインプラントで固定する「All-On-4(オールオンフォー)」という治療法が登場しています。この方法なら1本1本インプラントを埋め込むよりもはるかに負担も少なく、安価で受けることができます。総入れ歯に比べメンテナンスや噛む力、味覚、耐久性などにおいてずっと優れており、最終的なコストパフォーマンスは優れているという見方もできます。

このように、インプラントと入れ歯の費用は単純には比較できない面もあります。どちらがより適しているのか、総合的な判断が必要になるでしょう。

  

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