インプラントのメンテナンス

一般的に、入れ歯に比べてインプラントはメンテナンスが簡単と言われます。顎の骨にインプラントを埋め込んで固定する方法のため、入れ歯のように装着した部分の隙間に食べかすが入り込むといったような問題がないからです。しかし、だからといってインプラントはメンテナンスが必要ないというのは大きな間違いです。

インプラントは細菌感染に弱く、炎症が起こりやすいという弱点を持っています。もともとチタンという異物を埋め込むインプラント。生体の防衛反応が過剰に働きやすい状態にあるのです。細菌が繁殖するとインプラント周囲炎という症状が発症し、歯槽骨が溶けだしてしまいます。そうなると周りの歯が抜けてしまったり、インプラントがグラつくといった問題が出てきます。

ですから、日ごろのブラッシングが重要です。インプラントと歯茎の間の汚れはもちろん、表面に付着する汚れもしっかり落とす必要があります。電動歯磨きや歯間ブラシなどを使用して念入りに行うとより効果的です。

それから定期健診。日ごろの歯ブラシでは落とせない汚れのクリーニングだけでなく、噛み合わせやインプラントの安定をチェックするためにも定期的な検診は欠かせません。治療して1年間は3~4ヵ月に1回、それ以降は年に1回のメンテナンスが重要になります。

入れ歯に比べれば面倒は少ないとはいえ、やはりこまめなメンテナンスは欠かせません。これを怠ればインプラントの寿命が確実に短くなっていきます。寿命の長さも入れ歯に対する大きなアドバンテージ。それだけにインプラントのメンテナンスはしっかりと行うようにしたいものです。

  

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